【鍼灸がなぜ効くのか】
鍼灸は自律神経にダイレクトに働きかける施術方法です。
どの臓器も血液から栄養や酸素を受けながら活力を維持しつつ、脳からの指令やホルモン伝令や反射的神経伝達で機能します。 全ての不調は血流不足による活力低下や神経ネットワークの伝達低下により起きます。これを改善すれば病気や不調は改善するのです。
心の病も不安が首肩の緊張を生み脳の血流が低下し緊張や混乱が起きることが大きな原因です。 鍼は神経の小さな手術と呼ばれ、血管拡張による血流改善と神経刺激による全神経ネットワークの覚醒を最大の特徴としています。これが鍼が様々な病に効く理由です。 また鍼は患部と全く違う場所に打つことがありますが長年の経験から数多くの治療点が見いだされ伝授されています。 これら神経的な結びつきの経路や点を東洋医学で経絡やツボと言います。代表的なツボである足三里など一部はすでに科学的に解明されてますが多くはこれから解明されていくものと考えられています。ですから鍼は不可思議でも非科学的でもなく逆に超最先端なのです。 体の全細胞が全て入れ替わるのに1年を要すると言われております。 鍼で循環を取り戻し1月~1年の長い目で通って頂ければ正常な体へ生まれ変わるお手伝いができると信じております。
【自律神経のお話】
自律神経は無意識に働く神経です。意識せず健康でいられるのはこの働きがあるからです。呼吸、心臓、筋肉や血管の収縮弛緩、唾液、胃、小腸、大腸、排尿、排せつ、発汗、体温調整など全て自律神経です。自律神経の乱れは危険な状態なのです。
自律神経は人間が生まれてから成長していく過程でリズムよい生活を繰り返すことで形成されていきます。朝起きて、トイレへ行って、朝ご飯を食べて、働きに出かけ、昼ご飯を食べ、休憩し、また働いて、夜ご飯を食べ、就寝する。これら全ての活動自体が自律神経をはぐくんでいます。つまり日常生活そのものが自律神経の善し悪しを反映しているのです。自律神経は交感神経と副交感神経の2つで成り立っていてお互いがバランスを取りながら働いています。運動は交感神経、食事や排せつは副交感神経と考えてください。
このことを知れば自律神経の乱れの原因は自ずとわかります。 ほとんどの原因は日常生活の乱れにあるのです。ですから①運動の不足、②食生活の乱れ、③睡眠の乱れ。まずはこの3つを改善してみてください。 同時に当院で整えて頂ければより早期の回復につながります。 首コリ肩コリの例ではその原因はストレスやデスクワークです。じっとしていることで常に筋肉が緊張し血流停滞を起こし肩への栄養不足と老廃物停滞が起こります。 鍼の刺激はこの血流を回復することができコリを改善します。
鍼灸治療はある専門家に言わせれば小さな神経の手術であるというくらいで、お医者さんの手術に匹敵する価値があります。 例えば首の痛みで夜寝られない方や落馬により肩が上がらず整形外科に通われていた患者さんたちが来院されました。 整形外科では牽引や電気やシップの処方のみで一向に改善されなかった症状が当院での1回の施術で驚くほど回復して帰られています。 耳鳴り難聴で2年苦しみ病院からは見離されていた方が、当院の1回の治療で耳の聞こえが50%⇒90%に改善され定期的に通われています。
【東洋医学の特徴 森を見る】
東洋医学は科学的証明もない不思議な治療法などと言われます。 しかし一見不思議な治療法も何千年も前から何千何万もの経験から再現性の高い現象を拾い上げてまとめてきています。これはすでに証明されたに等しいと思いませんか?近年ではアメリカを中心とした先進国によってツボなどが解明され科学的に裏付けられています。東洋医学は西洋医学とは違って病名やウィルスや細胞などに焦点を当てません。顕微鏡もレントゲンもなかった時代の治療法ですから科学的解明が抜け落ちているのは当然のことです。東洋医学では体全体をくまなく観察し、匂いや色や脈の鼓動や舌の色、生活習慣などを聞いた上で経験則をもとに治療を始めるのです。 病名に直結しなくてもその人が訴えるコリや痛み、動きの悪い箇所や肌の色つや舌の色の悪さに着目します。これらは体から不調のシグナルとして経験的にまとめられ治療に役立てるように体系づけられています。そして体が求める部位に施術することで体全体の治癒力が高まり自然と抱えている病気も緩和されていくのです。 体を森に例えるなら東洋医学は森全体の環境をみる治療、西洋医学は弱った木に注目する治療法と言えるかもしれません。木が弱っていたら水を与え肥料を与え水を注ぐ。西洋医学ではそのような症状や部分の改善に注力する姿をよく見かけます。一時的には木は回復するがまた弱っていくように病状がいっこうに改善しないことがあります。なぜならそういった場合は実は間伐が行き届かず日照不足だったり風通しが悪くて生態系の循環が滞ってて森全体の健康が保てていないからだったりするからです。東洋医学でももちろん患部を直接見てそこに直接鍼をうったり揉んだりしますが、一見遠回りだったりする原因や体からのシグナルに従って改善することで結果的に治療効果につなげたりすることも得意な治療法なのです。 一番わかりやすい例では頭痛。お医者さんでは痛み止めを処方します。この薬は痛みの元である脳の炎症を抑える、または脳へ伝わる痛みの信号を強制的にブロックすることが目的です。しかし実は頭痛は眼精疲労、首コリ肩こり、その他の部位が原因のことが多々あるのです。目の疲れが脳にストレスを与え頭が痛くなる。首肩コリが脳にストレスを与え頭痛を起こす。また脳の血流は首を通って運ばれます。首肩コリがあることで脳への血流悪化が頭痛を引き起こしていることも多々あります。そうしたコリに押しとどめられた血流のうっ滞は森の中にうっそうとお生い木々に風や光がさえぎられているようなものです。それを間伐をするように鍼で取り除いてゆけば首肩は緩み、隅々に光や風が吹き抜るように血流が通い、さらに首肩を通って頭部の隅々まで新鮮な血が届けられるでしょう。そして心も体も晴れやかな気持ちになると同時に頭痛も回復するものです。当院では同じ要領で体のあらゆる不調の理由を問診や体からのシグナルを読み解くことで根本治療につなげます。逆に頭痛だからと言って頭に鍼をしないことだって多々あります。