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ダイエットについて
ずいぶん前らダイエットが人気です。
私も小学生の頃から大食で太っていたためいろいろなダイエットを試しました。
こんにゃく、りんご、サラダ・・・。一時的には体重が減ったりしますがなぜか戻ったり
そうなってくるとだんだん焦ってしまいには絶食に近いことになってきます。
そうなると骨は痩せ、筋肉は衰え、体は冷えを感じ健康を損なってしまいました。
そういいた初めての大きなダイエットは30年前の大学時代でしたがそういった失敗の上になんとか痩せることはできました。
その失敗をもとにその後いろいろ改良を加えました。夜だけを抜いたり、キャベツをお腹いっぱい食べた後好きなだけ食べてもいいルールなど
でそこそこには希望体重に持っていけるようにはなりました。
しかし、結局それでもそこにはいつも問題をはらんでいるのです。それはダイエット期が過ぎると
食事をある程度もどすことになるのですが、また戻るかもしれないという恐怖とダイエット期のつらい思い出の反動も相まって1年もすると食欲増大期がやってきて心が負けてしまうのです。そうすると季節の変わり目やストレスをきっかけに無意識に黙々と間食をする日々が始まって体重が増大しはじめます。
ここ20年はこのダイエット期と食欲増大期の繰り返しでした。
しかしついこの間思いたったのです。なぜ体重がもどるのかと。ダイエット期のつらいトラウマとダイエット期と増大期の繰り返し自体が間違っているのではと。
そこで気分一新で始めたのはごはんを少し控えめにしておかずは普通に食べることを日常の習慣にするという当たり前の方法でした。
ただしそれだけをやろうとしてもカロリーが控えめだけだというルールでは気持ちがぐらついて成功しないだろうということで
いくつかルールは作りました。ルールについては最後に詳しく載せます。
体重が増えた状態ではどうしても体が欲してしまうので我慢できないときはご飯を増やします。
しかしご飯を茶碗軽めや半分くらいにするもりつけを自分自身で盛り付けることで気が引き締まり、達成感を感じます。
また無理をしないことで我慢のトラウマを避けることができます。半年をかけ体重が7キロくらい落ちてきたときにふと思ったことがあります。
体重が多かったときの異常な食欲は体の余分な細胞たちが『俺たちにカロリーをよこせ!俺たちを養ってくれ!』という叫びだったのではと。
ですからそういったトラウマを経験することで恐怖を呼び起こさない普通または控えめな食生活を維持することが一番体にいいダイエットではないのではと。
だたそうはいっても時々飲み会だったり、旅行だったりで過度の飲食をすることはあります。そういったときは羽目を外して楽しんで
日常に戻ったら普通に戻す。それだけで一時的なカロリーは排せつや消費されすぐに元のベスト体重に戻すことができます。
とりあえずこのダイエット方法?いや普通の食生活を続けていこうかと思います。
そういばついこの前連休に沖縄へ旅行に行き大いに食べました。食べたいだけ食べましたが、帰ってからは普通の食事に戻れました。そして体重もすぐにベスト体重にもどりました。もっと以前ならこれを期に食べ期が訪れるのですが、そういったこともなく済みました。
●最後に今回のダイエットルールです
体重が落ちていくのに3か月~半年~1年と考え焦らず普通に生活を楽しめるように習慣化していってください。
要点は3つ①控えめな炭水化物、②適度の運動、③ストレスをためないです
一番重要なのはご飯や炭水化物は普通か少な目にしておかずは脂質は多めでもいいので好きなものをしっかりとっていいということです。
ご飯をよそう時は自分の意志で盛り付けることも重要です。この量で済ませたぞという言い聞かせが重要です。体重が落ちてくるとこれだけで十分だと思えるようになってきます。もし誰かに盛り付けてもらったものが多かったら食べない分を自分でおひつに戻しに行ってください。
また我慢できないときは無理せず食べてストレスをためないことです。
脂質は重要なホルモンの材料になりますし満足感や腹持ちもよくなります。ステーキや野菜とお肉の炒め物などいろいろ作ってください。
スープやみそ汁なども加えるとよいです。満腹感を得られます。ミネストローネや鶏肉のスープ、豚汁など脂質やたんぱく質で満腹感の得られるものがいいです。おつゆやわかめスープなどはあっさりしすぎて満足感が得られないのであまりお勧めではありません。
お酒は糖分を摂取したくなるので厳禁です。ノンアルコールにしてください。
ながら食べやお菓子、パン菓子などのストックはやめましょう。買い物のときは買わないことです。買わないことで意識が変わります。お金の節約にもなります。こういった余分なカロリーは脂肪細胞たちを養うための無駄遣いだと考えなおしましょう。
そして夕食はできれば19時までで遅くとも21時前にすます。朝と昼と夕食は3食とり抜かないということです。
夜は薄明りにして本や新聞などで気分を落ち着かせます。テレビやスマホはストレスを高め食欲を助長しますのでお勧めしません。
睡眠は6時間以上できれば8時間とることでストレスに負けなくなります。
運動も毎日欠かさず。ウォーキングがお勧めです。1日30分~1時間。5000歩~10000歩。
なぜ鍼が肩こりや首コリに効くのですか?
鍼の効果のメカニズムは諸説ありますが なかなか解明が進まず謎で怪しげな治療法という印象を与えてきました。
おおよそ反射を主に利用しているというのはわかってはいました。
しかし最近になって科学的な解明がアメリカやヨーロッパで活発になってきました。
たとえば足三里の鍼やお灸の刺激は長寿や免疫を驚くほどあげることがわかっています。
中国では『毎日足三里にお灸をすると100歳まで元気に生きられる』と言い伝えられています。
また最近ではアフリカで蔓延している結核に対して足三里のお灸を広めたところ完治や改善する患者が続出しています。
アメリカの最新の科学的研究によると足三里に刺激を与えるとその刺激信号は脳の延髄に達し
そこから迷走神経反射で心臓や胃腸などの臓器を活発にしていたのです。胃腸や臓器を活発にすると栄養吸収の上昇に始まり、
免疫細胞の活性化まで広範囲に体の機能向上が期待できます。
話は本題に移りますが肩こりや首コリの場合の鍼は、多くは首や肩の凝っている場所に打ったりします。
この場合、鍼などの異物が入ると異物の排除や攻撃をする反応がおきるのです。まず血管を広げることによって血流を増加させ治癒のための酸素や栄養補給がされやすくします。
また血管壁の隙間もひろがることでリンパ管からの免疫細胞の流入をはかり免疫力をあげます。
このことで結果的にコリのある筋肉への酸素や栄養補給や老廃物の排除が活発になりコリがとれるのです。
なぜならコリとは疲労やストレスにより筋肉が固まって血管が狭まり血流不足になり栄養や酸素が行き届かなくなり、発痛物質などの老廃物がたまっている状態だからです。
以上が肩こり首コリの鍼による改善についての私の見解です。
なぜ鍼が椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、すべり症に効くのですか?
結論から申しますとお医者様の診断と痛みの因果関係は関係ないことが大半だからです。
痛みは神経を介した電気信号です。
それに対して椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、すべり症は画像です。レントゲンやMRIやCTをみて
椎間板の間隙が狭かったり脊柱管が狭かったり椎骨同士がすべっているという画像をみてその見た目で判断しているのです。
そして医学界では診断基準に照らして椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、すべり症と診断名をつけて良い、
更に診断名がつけばそれが痛みの原因じゃないの?と痛みに結び付けもよいことになっています。
ではそこを手術すればなおりますか?実は痛みが引かなかったりすぐ再発したりすることが多いのです。
そのことが診断名と痛みの因果関係のあやふやさを如実に物語っています。
私の意見では本当に診断名と痛みを結び付けたいならヘルニアが神経を圧迫している所から脳までの痛み信号の流れを
画像的に表すような写真がとれなけれれば本当の診断とは言えないと思っています。そういう装置は現段階ではあるはずもなく、お医者さんは
病名と痛みをある意味あてずっぽうで結び付けているのです。医学という最高権威の名前にのっかて言いたい放題です。
名医は診断は下しますが手術はなるべく避けます。なぜなら治らなかったら責任を取らなくてはいけないからです。
手術は最後の最後の手段です。どう見ても診断名が原因の痛みと思われる時だけです。
こういう話もあります。たまたま別の検査のMRIでかなりひどい椎間板ヘルニアが見つかったのですが本人はいたって平気。
画像診断があてにならない良い例だと思います。
では本当の原因は何なのでしょうか?痛みを感じる神経は脊椎、脊柱管だけを通っているわけではありません。
そこから出て体の末端まで通過しているわけです。そういった別の経路で筋肉の硬直などに押されて痛みが起きていることは多々あります。
わかりやすいかどうかわかりませんが日常に例えてみます。
たとえば照明がつかなかったとき途中の電気コードを机が踏んでいた場合、机によって断線したと判断しますか?
しかし実は電球が切れていたり、電球が緩んでいたり、コンセントが外れていたり、果ては電気設備が古すぎてハンダがとれていることだって
ありうるのです。 もちろんまず机が踏んでいるところからはコードを退避しておいた方が良いでしょう。それでも照明がつかない場合は電球を交換してみてください。
また最近注目されているのは脳の錯覚、体の防御よる過剰反応です。
では鍼はどうやって椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、すべり症をなおすのでしょうか?
実は鍼の驚くべき力は医学とは別のアプローチをとっているのです。
鍼の効果は多くは反射をつかっています。そして、多くの原因となっている脳の錯覚や体の防御反応による筋緊張を取り除くだけなのです。そしてそれだけで嘘のように痛みが消えるのです。
面白いのは鍼治療の多くは痛みとは全く違う場所からアプローチします。例えば手や足などです。
そこから刺激を与えて反射によって、脳や体の中枢に『そこは痛む場所ではありませんよ。やめても大丈夫ですよ』と投げかけるのです。
実はわたくしも椎間板ヘルニアと診断され長い間腰痛やぎっくり腰に悩まされていました。
鍼を習得する前は整体でぎっくり腰を治していましたが、いまは鍼のおかげでセルフケアで事足りています。
鍼を習得して一番良かった点です。
ただし、わたしの鍼治療によって痛みやしびれがほとんど改善しない場合は本当に椎間板ヘルニアが神経を圧迫して痛んだりしている可能性が高いと言えるかもしれません。
鍼には鍼の、西洋医学には西洋医学の得意な分野があります。
この場合でどうしても耐え難く改善したい場合は最終的には手術も手かもしれません。ただし定評のある医者を慎重に選んでください。
なぜ鍼灸がパーキンソン病や脳卒中の後遺症などに効くのですか?
パーキンソン病や脳卒中の後遺症は脳のダメージが原因ですが当院は脳から治療しようなどとは考えておりません。
当院の治療法は天津中医大学で開発された醒脳開竅法と当院の考え方による治療法を併せて行っております。
醒脳開竅法は麻痺を起こした腕や足や舌に対し直接神経的に活動電位を起こすことで四肢末端や舌や嚥下機能の萎縮を抑えつつ動きを回復させていく方法です。
鍼の後は目を見張る動きの回復がみられ、患者様は合わせてリハビリを行うことで元の動きを取り戻しています。
治療を続けていると脳では新しい神経回路が形成され手足や舌の動作と連携がとれるようになり日常生活ができるようになっていきます。
つまり四肢末端からの直接的アプローチで間接的に脳の機能を回復させていくイメージです。
天津中医大学では500床のベッドが用意され毎日鍼による治療とリハビリが行われ高い効果を生み出しています。
当院では醒脳開竅法とあわせ全身の血流改善と機能の活性化が可能な鍼を行い同時にリハビリ的な運動を行って高い治療効果を出しております。
説明だけでは実感がわきませんので、一度お試しになられたら理解できるとおもいます。
パーキンソンや脳卒中だけでなく動作が遅くなった方の治療に非常に効果的だと思われます。
鍼灸と医学を比較して思うこと
医療は無くてはならない存在ですし私自身も何度も助けられています。
また日々発表される難病の新薬やがんの最新の治療方法は医学界の努力のたまものです。
ただし、うちに来る患者様の多くは病院では治らない、改善しないからという理由でこられます。
肩コリ、首コリ、腰痛、ぎっくり腰、果ては嗄声(声がれ)、リウマチ、原因不明の痛み。
この類の症状は痛み止めとシップと電気治療で十分で保険治療で安く通わせて収益を得るという悪しき習慣がはびこっています。
国民の大半が日常的に困っている肩コリ、首コリ、腰痛、ぎっくり腰、神経痛などは軽視されています。
DNA操作、細胞レベルの実験を繰り返す新薬の開発などでニッチな難題解決には力は注ぐけどもっと身近でとるにたらないと思っている症状は軽視しています。
一方、難病や原因不明の病の場合は対処法が確立されていなければありあわせの薬などで様子を見るしか手立てを知りません。
パーキンソン病などはなかなか今の医療でも大きな改善は難しいですが、もちろん鍼でも脳の異常を治せるとは思っていません。
しかし患者様はこう思っているはずです。より手足が動いて舌のろれつが回れるようになって日常生活が以前に近づければいいんですと。
少なくともふたば治療院ではそれができます。治療後のパーキンソンの患者様はまっすぐに歩けてしっかりしゃべれるようになったとよろこんで帰られます。
首コリ肩こりぎっくり腰もその日のうちに大きな改善を感じて帰られていきます。
木を見て森を見ずといいますが細かな医学的見地にこだわり現状の手法に甘んじていて医学は患者様に真摯に向き合っていないように感じられます。