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2024-06-18 16:14:00

鍼灸と医学を比較して思うこと

医療は無くてはならない存在ですし私自身も何度も助けられています。

また日々発表される難病の新薬やがんの最新の治療方法は医学界の努力のたまものです。

ただし、うちに来る患者様の多くは病院では治らない、改善しないからという理由でこられます。

肩コリ、首コリ、腰痛、ぎっくり腰、果ては嗄声(声がれ)、リウマチ、原因不明の痛み。

この類の症状は痛み止めとシップと電気治療で十分で保険治療で安く通わせて収益を得るという悪しき習慣がはびこっています。

国民の大半が日常的に困っている肩コリ、首コリ、腰痛、ぎっくり腰、神経痛などは軽視されています。

DNA操作、細胞レベルの実験を繰り返す新薬の開発などでニッチな難題解決には力は注ぐけどもっと身近でとるにたらないと思っている症状は軽視しています。

一方、難病や原因不明の病の場合は対処法が確立されていなければありあわせの薬などで様子を見るしか手立てを知りません。

パーキンソン病などはなかなか今の医療でも大きな改善は難しいですが、もちろん鍼でも脳の異常を治せるとは思っていません。

しかし患者様はこう思っているはずです。より手足が動いて舌のろれつが回れるようになって日常生活が以前に近づければいいんですと。

少なくともふたば治療院ではそれができます。治療後のパーキンソンの患者様はまっすぐに歩けてしっかりしゃべれるようになったとよろこんで帰られます。

首コリ肩こりぎっくり腰もその日のうちに大きな改善を感じて帰られていきます。

木を見て森を見ずといいますが細かな医学的見地にこだわり現状の手法に甘んじていて医学は患者様に真摯に向き合っていないように感じられます。