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なぜ鍼灸がパーキンソン病や脳卒中の後遺症などに効くのですか?
パーキンソン病や脳卒中の後遺症は脳のダメージが原因ですが当院は脳から治療しようなどとは考えておりません。
当院の治療法は天津中医大学で開発された醒脳開竅法と当院の考え方による治療法を併せて行っております。
醒脳開竅法は麻痺を起こした腕や足や舌に対し直接神経的に活動電位を起こすことで四肢末端や舌や嚥下機能の萎縮を抑えつつ動きを回復させていく方法です。
鍼の後は目を見張る動きの回復がみられ、患者様は合わせてリハビリを行うことで元の動きを取り戻しています。
治療を続けていると脳では新しい神経回路が形成され手足や舌の動作と連携がとれるようになり日常生活ができるようになっていきます。
つまり四肢末端からの直接的アプローチで間接的に脳の機能を回復させていくイメージです。
天津中医大学では500床のベッドが用意され毎日鍼による治療とリハビリが行われ高い効果を生み出しています。
当院では醒脳開竅法とあわせ全身の血流改善と機能の活性化が可能な鍼を行い同時にリハビリ的な運動を行って高い治療効果を出しております。
説明だけでは実感がわきませんので、一度お試しになられたら理解できるとおもいます。
パーキンソンや脳卒中だけでなく動作が遅くなった方の治療に非常に効果的だと思われます。